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平成24年度男子U-18日本代表チーム 第1次強化合宿(韓国遠征) 第2戦 vs龍山高校

2012年4月4日

 現在、第1次強化合宿(韓国遠征)を行なっている平成24年度バスケットボール男子U-18日本代表チームは、滞在2日目、龍山高校と対戦しました。

 午前中の練習では、スクリーンプレイに対するディフェンスの仕方とトランジション、ゾーンプレスオフェンスを修正してゲームに臨みました。

■Game2 vs龍山高校
 男子U-18日本代表チーム ○ 77-58 ● 龍山高校
 (14-17,20-12,23-14,20-16)

 第1ピリオド、立ち上がり、日本は硬さがみられ思うようにシュートが決まらない。しかし、#6赤土、#9森を中心にオフェンスリバウンドに積極的にいってシュートチャンスを多く作り出す。開始3分を過ぎ、6-8とロースコアでゲームが進むが、#8渡邊がリズムをつかんでコンスタントに点数を重ねる。一方の龍山は#9を軸に、202cmの#15のインサイドの1on1で攻撃をつくる。龍山にリードを許し、追いかける形となるが、最後に日本#9森がリバウンドシュートを押し込み、14-17と3点ビハインドで終了。

 第1ピリオドを終了して硬さのとれない日本選手に対して、佐藤ヘッドコーチは、ファウルをもらうようなプレイがないことを指摘して、恐れずにゴールへ向かうことを狙うように送り出し、第2ピリオドへ。

 第2ピリオド、開始早々、日本#17馬場が積極的なドライブインからゴール下でねじ込み、流れを引き寄せる。その後、徐々にボールもまわり、#6赤土から#8渡邊のハイロープレイや、インサイドアウトから#12石川が3Pシュートを決めるなどリズムよく得点していく。残り2分を切り、26-27と1点差を追う日本は、#12石川が連続3Pシュートを沈め、逆転に成功する。34-29、日本が5点リードで折り返す。

 前半を終え、勝つことを意識して硬すぎる選手たちに、無難にやろうとするのではなく、ディフェンスを頑張って自分たちらしくやるように指示を出し、後半戦へ。

 第3ピリオド、立ち上がり、日本は午前練習の成果が出始め、ディフェンスから相手のターンオーバーを誘う。さらにオフェンスでは、#12石川の3Pシュートを皮切りに、#5成田、#11佐藤などが5連続ゴールで、一気にリードを伸ばす。その後も、#12石川のジャンプシュートがよく決まり、流れは日本へと傾く。一方、龍山は、#4や#9が緩急あるドライブで中に切れ込み、合わせのプレイで得点を重ねる。57-43、日本リードで終了。

 第4ピリオド、龍山は#13や#11を中心にシュートを沈めて点差を縮める。対する日本も、ディフェンスを頑張り、龍山のターンオーバーを誘って得点を重ねていく。追いあげたい龍山は、何とか得点差を縮めようと果敢に守って攻める。しかし日本の勢いは止まらず、#7宮脇のミドルレンジからのシュートや、#17馬場、#12石川が連続ゴールして、点差を広げていく。最後には、日本#15白戸がドリブルからジャンプシュートを沈めて、タイムアップ。77-58、日本が19点をつけ、昨日に続き勝利を収めた。

 男子U-18日本代表チームは、次戦、4月4日(水)に再度、養正高校と対戦する。