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平成23年度男子U-16日本代表チーム 国内最終合宿を終え、ニャチャンへ出発!

2011年10月17日

 10月3日(月)から14日(金)までの12日間に渡り、最終合宿を行った平成23年度男子U-16日本代表チームは、10月15日(土)「第2回FIBA ASIA U-16男子バスケットボール選手権大会」へ向け、開催地となるベトナム・ニャチャンへと旅立ちました。

 合宿期間中は、仙台遠征を行い明成高校、福岡第一高校、沼津中央高校と対戦したり、味の素ナショナルトレーニングセンターでは大学生を相手に試合を重ねて、最終調整を行いました。
 合宿を終え、チームを指揮する富樫英樹ヘッドコーチは、「試合を重ねてきたことでチームはひとつになったと感じています。今回は戦う気持ちがある選手を集めましたが、コートの中でもベンチでも選手たちは一緒に戦うんだという雰囲気を持つことができました。ディフェンスを頑張って走ることが日本のバスケットがやるべきことです。オフェンスでは自分の役割がありますが、ディフェンスでは全員で頑張ることが勝利に一番つながることだと選手たちも分かってくれました。いろんな方々にサポートしていただきながら強化し、本番を迎えることができましたことを本当に感謝しています」と言うとおり、万全な準備はできました。

 気持ちの強い選手たちは皆、世界選手権への切符を獲ることを真っ先に挙げています。
 特に#9 白戸 大聖選手(明成高校 1年)は、「世界選手権へ出場して、黄金時代と言われるように頑張りたい」と言い、#12 馬場 雄大選手(富山第一高校 1年) も「初となるU-17世界選手権へ出場を決めて、日本のバスケット界を明るくしていきたい」と心強い抱負を述べました。

 「第2回FIBA ASIA U-16男子バスケットボール選手権大会」は10月18日(火)から28日(金)の日程で開催されます。予選ラウンドでの日本はグループCに属し、サウジアラビア(10/18)、イラン(10/19)、カタール(10/20)と対戦します。上位3チームが2次ラウンドへ進み、グループD(フィリピン、インドネシア、ベトナム)の3チームと対戦し、上位4チームが決勝トーナメントへ進出します。決勝に勝ち進んだ2チームが来年開催される「第2回FIBA U-17 男子世界バスケットボール選手権大会」への切符を獲得できます。

 今大会へ向けた目標は、「もちろん目標は世界選手権に出場することです。そのためにも予選ラウンド、2次ラウンドを全勝することが最初の目標です。次は決勝トーナメントでベスト4、そして世界選手権を賭けた勝負と、目標を段階的に設定してモチベーション高く戦っていきます。勝ち星がいちばんの特効薬ですので、初戦を大事に良い試合をして弾みをつけたいです」と、富樫ヘッドコーチ。今年度の男子日本代表活動の最後となる男子U-16日本代表チームには、世界への扉を開ける活躍に期待しています。