JBA

JBA

ニュース

RSS 一覧へ

【レポート】三度目の正直へ

2018年3月29日

「第31回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2018」は2日目を迎え、本日から「負けたら終わり」の決勝トーナメントに入りました。女子は1回戦が終わり、ベスト8が決定。そのなかには一昨年度、そして昨年度の準優勝チーム、長崎県がいます。長崎県は、大会優勝経験もある福岡県を破っての2回戦進出です。

 福岡県とは今年に入って2度対戦したことがあると、長崎県を率いる馬場薫里コーチが教えてくれました。それはつまり相手の手の内はだいたいわかっているということであり、事実「誰が得点を取るかもわかっているので、ディフェンスではそこにフォーカスしました。攻撃では1対1を生かすためのフロアーバランスをしっかり取るように指示を出しました」と明かします。

ADSC_7715 攻撃の中心は④八十川ゆずゆ選手と⑮筒口佳代子選手です。2人はともに所属する中学校でエースであるため、昨日の予選mリーグの初戦、香川県戦ではお互いの攻め気が重なり、うまくバランスをとれなかったそうです。2戦目の茨城県戦でそこにテコ入れしたところ「2人のバランスが取れてきて、うまく分散して攻撃することができました。お互いに気遣っていた部分がうまくかみ合ってきたんです」と馬場コーチ。今日の福岡県戦でも2人は攻撃面でチームを引っ張りました。30得点を挙げた④八十川選手は「前半シュートが決まらず、まだまだ自分をコントロールできていません。そこが課題です」と言うものの、第4ピリオドに福岡県が追い上げ、3点差に詰められたときには決勝点ともいうべき3ポイントシュートを沈めました。
「あの場面は追い上げられてきたので、自分が得点を取って離さなければいけないと考えていました。体力的にも苦しい時間帯だったので、ドンと突き放す3ポイントシュートがいいと思ったんです」
 チームの状況をしっかりと考えて攻撃を選択したメンタリティーは、まさにエースのそれと言っていいでしょう。

 ただ、今年の長崎県が目指しているのは、④八十川選手ら特定の選手に頼るのではなく、チームみんなで一丸になってプレイするバスケットです。

ADSC_7581

 攻撃ではダブルエースの力を存分に引き出すためのスペーシングやスクリーンを効果的に使い、174㎝の⑦池田優選手はリバウンドでチームのチャンスを広げます。ディフェンスもチームディフェンスにこだわり、ミドルライン方向へのドライブを止めるディレクションや、2線・3線のポジショニング、ヘルプへの素早い寄りを徹底的に練習してきたそうです。
「やはりバスケットはチームプレイが楽しいものです。今年のチームは誰をコートに送り出しても仕事をしてくれると思いますし、福岡県戦はベンチを含めたチームの雰囲気がすごくよかったです。このままお互いを高めあって、力を引き出し合いながら頂点を目指したいですね」
 馬場コーチがそう言えば、昨年度の大会を唯一経験している④八十川選手は「(昨年度の中心選手だった)江村優有さんや松尾優希さんたちは1対1がすごく上手で、彼女たちから相手の抜き方などを教わりました。昨年度学んだことが、今年のチームにも生きていると思います」と、手ごたえを感じています。
 チームとしては、昨年度までの、ともすると1対1がメインであるチームイメージからの脱却を目指しながら、一方でそのチームで得た学びや経験をうまく今年のチームにも受け継いでいるようでした。

ADSC_7721

「今年のチームは上下関係がなく、みんな仲良しです。でも練習になれば切磋琢磨し合える、とてもバランスが取れたチームです」
 昨年度の大会を経験している④八十川選手さえも成長を感じるチーム力で三度目の正直へ――今年こその頂点を目指し、2回戦(準々決勝)に臨みます。

試合日程・結果

<!–一覧へ–>

3月28日(水)

予選リーグ 詳細へ>

※全会場入場無料 |

3月29日(木)

決勝トーナメント
男女1、2回戦 詳細へ>

チケット情報> |

3月30日(金)

決勝トーナメント
男女準決勝、決勝 詳細へ>

チケット情報> |

競技日程をダウンロード