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【レポート】ユニバーシアード女子日本代表のように

2018年3月28日

 本日3月28日(水)より「第31回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2018」が始まりました。47都道府県・48の選抜チーム(開催地の東京都が2チーム)が頂点を目指し、日ごろの練習の成果を発揮する大会です。

s_DSC_5847 越谷市立総合体育館でおこなわれている女子予選iリーグの初戦、和歌山県は埼玉県に47-97の大差で敗れました。和歌山県を率いる中峯啓介コーチは「出だしはよかったのですが、後半になって埼玉県が攻守において、私たちのバスケットにしっかり対応してきました。対応力の差が出てしまいました。また埼玉県の3ポイントシュートを止めきれなかったことも失点が多くなった要因だと思います」と振り返ります。
 しかし一方で、「私たちとしても大きなミスはありませんでした。練習の成果は出せたと思います」とも言います。

 昨年12月中旬に選手選考を実施し、1月は1回、2月は2~3回しか練習ができなかったそうです。3月に入ってようやく毎週練習ができるようになったとのことですが、決して練習の回数が多いとは言えません。それでも「激しいディフェンスから、素早い攻守の切り替えをするバスケットを練習してきました。女子中学生にとっては決して簡単なことではなく、体力的にも消耗するのですが、そこはいわゆる“ツープラトン”にしてチームを作ってきました」。

 中峯コーチ自身はずっとバスケットボールのコーチをしていましたが、現在勤務する中学校にはバスケットボール部がなく、現在は野球部のコーチをされているそうです。ただでさえ選抜チームは各校のチームカラーが選手のプレイにも表れるため、チーム作りは難しいものです。そこに「自分のチームの選手がいれば、練習でも核になれる選手を置けるのですが、それができなかったので、今回は余計に難しいチーム作りでした」と振り返ります。
 そんな状況のなか、「2015年度の第28回ユニバーシアード競技大会でベスト4に入った女子日本代表のようなバスケットをしたい。アメリカを相手にも引かないディフェンスをしたいと考えたのです。選手たちもその考えに賛同してくれて、今年のチームを作りました」と言います。もちろんスキルや戦術のレベルも、脚力をはじめとしたフィジカル面でのレベルもまったく異なりますが、「ユニバーシアード女子日本代表のような強い気持ちをもって、進化していこう」と選手たちに伝えてきたのだそうです。

s_DSC_5833 和歌山県の女子はこれまで一度も本大会で勝利をあげたことがありません。「つまり他の都道府県チームは私たちにとって(ユニバーシアードの女子日本代表にとっての)アメリカやロシアのようなものなのです。ユニバーシアード女子日本代表が世界の強豪国にぶつかっていったように、今大会に参加するチームのなかで一番弱いと自認している私たちも、どんなチームに対しても気持ちで引かず、強い気持ちで向かっていこうとしています。埼玉県戦は大差で負けましたが、点差や結果ではありません。強い気持ちを出すことについて、選手たちは目標を達成したゲームでした」
 勝負である限り、一方は勝ち、他方は負けるという結果が出ることになります。しかし負けてもなお得るもの、自分たちのバスケットをやりきったという自負があれば、胸を張れます。

 和歌山県は今日の第5試合で鹿児島県と対戦します。目指すのはジュニアバスケットボール大会での初勝利ですが、彼女たちが中峯コーチらと積み上げてきた最後まであきらめず、どんな相手にも戦い続ける姿勢を貫けば、きっとチャンスはあります。ジュニアバスケットボール大会は1度負けたら終わりの大会ではありません。
 次戦の和歌山県に注目です。

試合日程・結果

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3月28日(水)

予選リーグ 詳細へ>

※全会場入場無料 |

3月29日(木)

決勝トーナメント
男女1、2回戦 詳細へ>

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3月30日(金)

決勝トーナメント
男女準決勝、決勝 詳細へ>

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